宝塚市内山間部の市街化調整区域内に位置するＫ邸は、母家の老朽化の為、建て替えを行いました。
ご主人と奥さん、息子さん、ご主人のお母さんによる家族構成４人による、木造２階建て二世帯住宅です。
平面計画で一番こだわった部分は、おばあちゃんの生活エリア配置です。 独立した台所やトイレを設け、いつでも自由に畑仕事に出かけることができる専用玄関を設けるとともに、日当たりがよく、他の家族とのつながりがもてる屋内配置としました。

冬場の厳しい土地柄を考慮して、断熱性・通気性・対凍害性に加えて、耐火性・吸音性・対酸性雨に優れ、地球温暖化対策にも優れたエコロジー建材の自然素材シラスを外壁に採用しました。また、いぶし瓦葺き屋根、一部桧下見板張りを採用するなど、外観は和風な趣きを大切に設計しました。
給湯機は電気温水器エコキュート、台所はＩＨコンロを採用したオール電化としてあります。