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宝塚市中筋八幡神社

伝統の工法により再建された木造社殿

宝塚市中筋八幡神社:photo

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コンセプト

当神社は、平成7年1月17日の阪神淡路大震災による大打撃を受け、倒壊した拝殿の再建を始め、両脇社(末社)の「厄神社」及び「九頭龍神社」の建立、さらに、第2期工事として社務所・山車庫の建て替え、手水舎・屋外便所の新設を行いました。
また、駐車場・玉垣・参道など、境内全体の整備を行い、地域の守り神としていつでも自由に参拝できる開けた神社となっています。
本殿は国より重要文化財の指定を受けており、覆い殿により囲われているため、一般参拝者がその周りを周回し、覆い殿両脇のガラス窓より、本殿を拝み見ることができるように配置計画を行いました。 拝殿は、木造平家建て伝統工法による入母屋平入り造の本格社寺建築とし、耐震壁をバランスよく配置して構造上の安全性を確保しました。
拝殿外側三方には縁を設け、屋根はいぶし瓦葺き、軒廻りは二重軒としました。
両脇社は、木造平家建ていぶし瓦葺き屋根の切り妻造妻入り社とし、社務所は木造平家建ていぶし瓦葺き屋根の入母屋造としました。
山車庫は、鉄骨造平家建ていぶし瓦葺き切り妻屋根造、屋外便所も境内全体の景観を配慮していぶし瓦葺き切り妻屋根造の外観となっています。
また、消火ポンプ室を併設して、火災に対する初期消火活動設備の屋外消火栓を境内に設置してあります。

物件詳細
物件名 :
八幡神社
竣工 :
平成18年
工期 :
Ⅰ期 平成14年11月~平成15年7月
Ⅱ期 平成18年6月~平成18年12月
場所 :
宝塚市中筋
用途地域 :
第1種住居地域
主要用途 :
神社
構造規模 :
木造平屋建
(一部鉄骨造棟及び鉄筋コンクリート造棟)